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年間数十万人もの観光客が訪れる磁石の丘

坂道を下っている途中で車を停め、エンジンを切らないままギアはニュートラル、ブレーキを離せば……、車は坂道をトロトロと下っていくはずだ。地球に重力がある以上、車自体の重みで下へ落ちていくのは当たり前だ。ところが、カナダ東部にあるモンクトンの町にある丘の坂道は、三百メートルほど下ったところで車を停めると、いま下ってきたばかりの坂道を、車はバックしながら上っていく!この不思議現象から、人呼んで「マグネティック・ヒル」。地球に磁気があるのだから、この坂道も何かの拍子でこの地磁気のイタズラ、たぶん坂道の上のほうにある地下の磁力に車が引きつけられているのだろう……というわけでつけられたネーミングだった。かつては、地中に磁石が埋まっていると、もっともらしく伝えられてもきた。しかし、残念ながらこのマグネティック・ヒル、世界七不思議のなかに入ってもいなければ、科学者の研究対象にもなっていない。というのは、これは謎でもなんでもないのだ。タネを明かせば、この丘のある地点からは、坂道が下りになっているように見えるのだが、それは周囲の樹木の生え方や、前方に見える丘陵の傾きから起こす錯覚で、坂道はまだまだ上っているのである。上りの途中で停車すれば、車は後ろへ向かって下がっていくのは、これまた重力の法則で当たり前だ。これを承知で、この不思議現象を楽しむ観光客が年間数十万人も訪れるという観光名所になっているというから、観光客は理屈とは別のところでダマされて楽しんでいるらしい。

空港に車を預けて海外旅行?

海外旅行の際、行きや帰りに重いトランクを抱え、電車の乗り換えをするのは結構辛い。何ヵ月にもなる長期の旅行ならともかく、数日間のバケーションだったら、車で行って成田空港周辺の駐車場に置いておくのもいいのでは?名の知れている、大きなパーキングにその料金を聞いてみた〔海外ツーリストパーキング〕。料金は3日間までなら何日間でも6,000円。以後1日ごとに1,000円が加算され、8日目以降は1日500円追加。これは普通車の料金で、大型車や軽自動車の場合はこれとは異なる。ここの駐車場から空港への行き帰りは、マイクロバスで送迎。また、1,500円プラスで愛車を空港ターミナル前の駐車場で引き渡すことも可(帰りは送迎バス)。このシステムの予約は10日前から受け付け。ただし、ゴールデンウイークや盆暮れ等の混雑時は除く。有料で、ワックスがけや定期点検、塗装などを頼んでおくことも可能だ。車の預け入れ受付時間は、6時から22時ぐらいまで〔グッドコーポレーション(株)〕。車を預かってもらう料金は以下のとおり。1〜5日目まで1日2,500円、6〜10日目までは1日2,000円。11日目以降だと、1日1,500円となる。軽自動車からキャデラックまで、この料金でOK。行きにウイングまで乗り入れれば、後はグッドコーポレーションの係員がパーキングまで運転して帰り保管。そして帰国予定時刻に、ウイングサイドに横付けしておいてくれる。引き取りまでの間には、1回洗車サービスが付く。車の預け入れ受付時間は、6時30分〜最終フライトぐらいまで。ジェットツアーなど、指定ツアーパック参加の場合や、JCB等の指定のクレジットカード加入者は20%割引とのこと。詳しくはお問い合わせを。

天守閣は五層六階、基壇は不等辺五角形という奇妙な形

岡山城は、天正元年に宇喜多直家がここに移って備前の中心となった。天守閣は五層六階、基壇は不等辺五角形という奇妙な形をしている。土木技術が未発達だったためか、江戸時代より前の城郭にはときとしてこういうこともある。外観は安土城を模したといわれ、漆塗りの板張りで真っ黒なことから、姫路城が白鷺城と呼ばれるのに対して烏城と呼ばれる。本丸は小高い丘の上にあるが、それと壕を隔てて日本三名園のひとつとされる後楽園がある。後楽園からみる天守閣の風景は、彦根城を玄宮園から仰ぎ見るアングルと並んで最高の城郭美を示している。美作は内陸で近代化が遅れたが、中国自動車道が開通したことで産業や流通関係の企業立地が進んだ。中心は津山で、森蘭丸の弟忠政が五層の天守閣をもつ城を築いた。幕末の藩主松平家は越前松平の分家で、江戸城中では加賀、越前に次ぐ序列だった。高梁の備中松山城は、海抜四八〇メートルの臥牛山上に築かれ、小さい天守閣などがいまでも残っている。